ベアハグテスト(Bear-Hug Test)は肩甲下筋断裂の検査法です。
肩甲下筋病変の検査法には以下のものがあります。
Internal rotation lag sign
リフトオフテスト
ベリーオフサイン
ベリープレステスト
ベアハグテスト

ベアハグテストの検査目的

ベリープレステストは腱板断裂の中の特に肩甲下筋断裂に特化した検査法です。
他の肩甲下筋断裂の検査法であるリフトオフテストが痛みなどで行えない際の代替案としても用いることもできます。

ベアハグテストの検査手順

  1. 患側の手のひらを指を伸ばした状態で反対側の肩に置き、肘を身体の前方に向けます。
  2. 検者が前腕に垂直方向の外旋力を加えて患者の手を肩から離そうとし、患者はその姿勢を保持するよう求められます。

<ベアハグテストの開始位置>

<ベアハグテストの終了位置>

ベアハグテストの陽性所見

患者が検者の外旋方向の力に抵抗できず、対側と比較して脱力を示す場合、検査は陽性とみなされます。

ベアハグテストの検査精度

Yoonらの報告では肩甲下筋病変に対するベリープレステストの感度は0.19、特異度は0.99、陽性尤度比は19、陰性尤度比は0.82でした[1]。
この調査の被験者は165人の肩関節鏡手術を受ける予定の患者で、参照基準は関節鏡検査による診断でした。
 

今日のおすすめ記事

参考文献
[1]Yoon JP, Chung SW, Kim SH, Oh JH. Diagnostic value of four clinical tests for the evaluation of subscapularis integrity. J Shoulder Elbow Surg. 2013 Sep;22(9):1186-92. doi: 10.1016/j.jse.2012.12.002. Epub 2013 Feb 20. PMID: 23434234.

Twitterでフォローしよう