棘上筋のインフォグラフィックを作る

前回は「棘上筋の作用のインフォグラフィック」を作成したので,今回は棘上筋のインフォグラフィックを作成していく.統一感を持たせるため色のデザインは前回のを参考にする.

・骨:ライトグレー(#D4D4D4),目立たない色,大体どの色のとも合う,他の色を邪魔しない.
・筋:ターコイズ(#69BBBF),作用ほど目立たないがオレンジと補色関係に近く相性が良い.

筋によって見やすい角度は異なるため,どの角度からの図にするかを先に決めておきたい.
①筋が最も見やすい角度,通常は筋繊維に並行,作用から考えて見たい角度.
念の為角度はメモして保存しておく.
②作用から考えて見たい角度かつ,xyz軸上で主観的に見やすさが損なわれない角度,①と角度が近い場合は作らない.
棘上筋の場合,上方から見た図.

体幹部の筋は基本全ての骨を描き,前鋸筋のような一部見にくい筋は都度邪魔な骨を除外する.
上肢・下肢の筋は主に付近の骨以外は除外する.

前回同様,どの画像も大きさは1698x1698(最初は3840x3840で作成),背景は透過,拡張子は.webpに統一.ファイルサイズは大体30KBくらいになる.

棘上筋のインフォグラフィック

棘上筋の作用は外転であるため,後方からの図が必要になる.
また書籍によっては外旋と記載されていることがあるため,上方からの図も作成する.

作成する画像:2枚
作成する角度:筋の後方から見た図,上方から見た図

<棘上筋の基礎データ>

名称 棘上筋(きょくじょうきん)
英語表記 Supraspinatus muscle
略称 SSP
ラテン語 musculus supraspinatus
起始 肩甲骨の棘上窩
停止 上腕骨の大結節
支配神経 肩甲上神経
神経根/分節 C5-C6
作用 肩関節の外転,(外旋),上腕骨頭の安定化
血液供給 肩甲上動脈
備考 棘上筋は肩関節の外転に重要な役割を果たしており,ローテーターカフ/回旋筋腱板(Rotator cuff)の一部として肩の安定性にも寄与している.ローテーターカフを構成するのは主に棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の腱である.

棘上筋の作用のインフォグラフィック.001

画角:x=71°,y=0°,z=-135°
位置:-2.98 m,1.5 m,2.97 m

 

棘上筋の作用のインフォグラフィック.002

画角:x=0°,y=0°,z=0°
位置:x=-1.67 ,y=0.23,z=4

棘上筋の作用のインフォグラフィック.003

画角:x=85°,y=0°,z=-154°
位置:x=-3.84 m ,y=6.11 m,z=3.17 m
解像度(作成時):2534px,3840px

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