腹筋のトレーニングは随分と昔から人気のエクササイズで、多くの人はスペアタイヤ(中年太り)解消のためや、アスリートは強い体幹が重要と考えていることがその理由でした[Norris, Christopher.1993]。
古典的な体幹部のトレーニングは純粋な"筋力の向上"が主な目的で、Sit upやTrunk curlなどが挙げられます。
しばしば混同されることがあるので説明しておくと、Sit upやTrunk curlはどちらも腹筋運動として認識されていますが、Sit upは読んで字の如く、仰臥位から座位になる動作を意味しており、「腰椎の屈曲を伴わずに股関節の屈曲を行うこと」です。
Trunk curlも読んで字の如く、体幹の屈曲を意味しており、この時、股関節の屈曲を伴わない動作です。
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