半腱様筋(Semitendinosus)

半腱様筋は大腿二頭筋短頭よりも大きいだけで、ハムストリングス筋の中で2番目に小さい生理的断面積と体積を持っています。このことは、損傷率が低いことの説明にもなるかもしれません[ref]。

【起始】
半腱様筋と大腿二頭筋長頭は、近位部の結合腱が坐骨結節に付着します[ref]。
結合腱の付着部は、横幅が約3.9±0.4cm、高さが約1.4±0.5cmです[ref]。

半腱様筋の近位束は坐骨結節上半分の後内側面、大腿二頭筋長頭近位腱の内側縁、前方に位置する近位腱膜の3つの異なる位置から生じます。
一般に、近位腱は短く、平均長は12.9 cmであり、筋肉の長さの29.4%を占めています[ref]。

【停止】
半腱様筋は薄筋(gracilis muscle)と縫工筋(sartorius muscle)の腱と結合してを鵞足(pes anserinus)形成します。遠位腱は膝関節内側を通り、細長く、平均長は25.0cmです。
半腱様筋の遠位腱は、ハムストリングス筋の中で最も長いです[ref]。

支配神経
半腱様筋は、脛骨神経から分枝した2つの運動枝によって支配されています[ref]。

解剖学的変異
半腱様筋と半膜様筋が部分的に結合することがあります。
半腱様筋には、薄筋腱の付着部に付着する余分な腱索があり、その逆もあります[ref]。
遠位腱は脛骨の代わりに下腿筋膜に付着することがあります[ref]。

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