検査後確率簡易計算機

①検査前に患者さんが特定の疾患を有している確率を入力して下さい。
※確率の推定値を出せない場合は有病率を入力して下さい。
※検査前確率は0.40などの少数で入力してください。
②検査法の陽性尤度比と陰性尤度比を入力します。
※尤度比が分からない場合は下の尤度比簡易計算機で求めて下さい。
③計算するを押すと求めたい疾患の可能性を計算します。







計算例
腰痛を有する患者さんの中で椎間板性腰痛の割合は12-42%であるという報告があります。
椎間板性腰痛に関する検査で価値のあるのは中央化現象です。
中央化現象の陽性尤度比は3.06、陰性尤度比は0.66です。
ここでは試しに最低値の12%と最高値の42%で計算してみます。
それぞれの値を入力すると、
12%の時は以下のようになります。
・陽性時の検査後確率は0.29
・陰性時の検査後確率は0.08
42%の時は以下のようになります。
・陽性時の検査後確率は0.69
・陰性時の検査後確率は0.32
そのためこの患者さんにおいて椎間板性腰痛を有している可能性は検査陽性の時で29-69%の間、陰性で8-32%の間となります。

尤度比簡易計算機

感度特異度が分かっていても尤度比が分からない場合以下の計算機で計算して下さい。

感度特異度から尤度比を計算する
(数字は0.85などの少数で入力してください。)


陽性尤度比:

陰性尤度比: