ブログ

パンディキュレーション


私は未だにストレッチが人間に必要な動作かは分かりません。

同様にヨガやピラティスの必要性も分かりません。

ストレッチやヨガ、ピラティスはとても人工的な動きで本能的ではなく、動物的でもありません。

それとは対照的にパンディキュレーションは本能的で動物的であり、そして多くの動物が行うことから必要性を追求すべきかと考えています。

パンディキュレーションとは?

パンディキュレーションはヒトの赤ちゃんや猫などの動物が朝や夕方に行う、伸び+あくび運動です。

成人のヒトであってもパンディキュレーションを行うことがありますが、習慣や理性によって抑制されます。

パンディキュレーションは誤ってストレッチの一種として認識されることがありますが、ストレッチにしては短すぎ、頻度が少なく、パターンも固定されすぎています。

パンディキュレーションは心理学的、生理学的な目的で行われると考えれています。

その中には筋膜のプレストレスの調整、筋膜の相互依存性の開発や維持も含まれています。

参考文献:Bertolucci LF. Pandiculation: nature’s way of maintaining the functional integrity of the myofascial system?. J Bodyw Mov Ther. 2011;15(3):268–280. doi:10.1016/j.jbmt.2010.12.006

それにしても私は思うのです。

パンディキュレーションはパターンが固定しすぎているのは何故かと。

昨日オリジナルストレングスさんが朝のエクササイズの案を提供しているのを見ながらパンディキュレーションが頭によぎりそんなことを考えていました。

もちろんこのエクササイズはパンディキュレーションではありません。

しかしこの様な多様性がパンディキュレーションとしてあっても良いのではないかと考えていました。

例えば先程の筋膜のプレストレスの調整というのであれば、固定されたパンディキュレーションパターンではなく、全身運動であっても良いはずです。

私がこのエクササイズをみてパンディキュレーションが頭をよぎったのはこの動作が一見パンディキュレーティブなものに見えたからです。

「多様なパンディキュレート」

コンセプトとしては中々面白味がありそうですが、今のところ要検討です。

-お知らせ-

当サイトでは疼痛治療をより良いものにアップデートするためのツールをいくつか提供しています。
  • 疼痛リテラシーアップデート
疼痛治療では「痛みとは何か」を理解する必要があります。 その理由は単純で疼痛治療の目的に「疼痛」が含まれるからです。 何をするか、どのようにするかは常に目的ではありません。 目的である疼痛が何かを理解しなければ治療は目的に向かうことが難しくなります。 もしかしたら、治療がうまくいかない時は目的を見失っているのかも知れません。 疼痛リテラシーアップデートは現在の疼痛科学に基づいた疼痛を解説します。
  • 疼痛科学に基づいた運動療法
疼痛科学に基づいた運動療法は、理論ではなく実技中心です。 従来の運動療法は機能やバイオメカニクスに基づいたものが多く、しかし統計的にみてそれらの運動療法は大きな成果を挙げられませんでした。 疼痛科学に基づいた運動療法は、科学に基づいた運動療法です。 機能やバイオメカニクスという狭い視点から脱却し、運動療法をより良いものに変えたい方にお勧めです。  
1980円 疼痛リテラシーアップデート
2980円 疼痛科学に基づいた運動療法
500円 科学的にみた姿勢と腰痛【2020】
RELATED POST