タム
今回は第2頸椎の復習をしましょうか
白タム(学生)
よろしくお願いします。
第2頸椎は、アキシス(Axis)または軸椎とも呼ばれる頸椎の上から2番目、環椎と第3頸椎の間に挟まれた骨です。
[軸椎を前から見た図]
[軸椎を外方から見た図]
[軸椎を後方から見た図]
[軸椎を下方から見た図]
[軸椎を上方から見た図]
タム
頸椎の中では環椎とともに上部頸椎に分類されます。
第二頸椎(軸椎)の特徴
タム
第2頸椎の特徴は歯突起(Odontoid processまたはOdontoid dens)と呼ばれる突起があることです。
タム
歯突起は環椎の本来椎体があるであろう場所に入り込み関節を形成します。
タム
この関節は頸椎の回旋運動の約半分を担います。
軸椎の部位名
歯突起の後外方には小さな隆起が2つあり、ここに翼状靱帯(alar ligament)が付着します。
翼状靱帯は上方では後頭骨の後頭顆に付着し、 Atlantoaxial complexを安定させます。
タム
歯尖靱帯(Apical ligament)は歯突起の頂点に付着し、正中で後頭骨大後頭孔の前方に付着します。
タム
歯突起と環椎を安定させる主となるのは横靭帯(transverse ligament)です。
横靭帯は両側の環椎外側塊の前内方に付着し、歯突起の後面を通過し、歯突起の変位を抑制しています。
横靭帯は両側の環椎外側塊の前内方に付着し、歯突起の後面を通過し、歯突起の変位を抑制しています。
タム
軸椎の後方は、棘突起が二股に分かれています。
ここには大後頭直筋(Rectus capitis posterior major muscle)と下頭斜筋(Obliquus capitis inferior muscle)が付着します。
ここには大後頭直筋(Rectus capitis posterior major muscle)と下頭斜筋(Obliquus capitis inferior muscle)が付着します。