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腰痛は吐き気を引き起こすことがある【何科に行けばいいの?】


腰痛と吐き気との関連はけっこうマイナーですが実際患者さんをみていると見かけることがあります。

病院に行った方が良いものとそうでないものがある

まず病院に行く必要のないものから書いていきます。

病院に行く必要のないもの

腰痛

病院に行く必要のない「腰痛+吐き気」のペアでは単純に痛みに対して吐き気を感じていることがあります。

強い腰痛でより起こりやすいです。

この場合は腰痛に関連したタイミングで吐き気が出ていることと、それ以外に症状がないことに注意しましょう!

 

この場合病院に行く必要がないと書きましたが、痛みが強い場合は別です。

ペインクリニック科や整形外科に受診することをお勧めします。

以前腰痛は何科に受診すべきか、という記事を書いたので詳しくはそちらをご覧ください。

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病院に行く必要のある腰痛+吐き気

腹痛を伴うものは内科への受診をお勧めします。

膵炎や腸の炎症では吐き気を伴うことがあり、さらに腰痛を引き起こすことがあります

吐き気と腰痛

このような内科的疾患は自身での鑑別ができません。

但し腰痛と吐き気以外に症状がでていることが多いです。

メジャーどころではインフルエンザ

インフルエンザで吐き気を催すひとがいます。インフルエンザは関節痛も引き起こすので腰痛を感じる方もいます。

これで腰痛+吐き気の出来上がりです。

骨折

内科的疾患による腰痛以外に病院にいくべきものは骨折です。

これはあまり知られていないことですが、骨折は寒気やめまい、吐き気を感じることがあります。

人によっては骨折が治った後でも吐き気を残す人を見かけることがあります。

痛み自体が吐き気に関連していますし、心理的ストレスも吐き気と関連しているため骨折は吐き気を感じさせるのに十分です。

 

吐き気+腰痛はいっぱいある

このように吐き気と腰痛を同時に発症するケースは多くあります。

ですが、分類して対処すればどの科に受診すべきかは判断できます。

 

腰痛と軽度の吐き気のみ

この場合はペインクリニック科です。不安な場合や腰痛があまり気にならない場合は内科からでも良いと思います。

 

腰痛と強い吐き気

吐き気が強い場合は内科的な問題が隠れている可能性があります。ストレス性の吐き気も強い吐き気感を感じることがありますが、併発している可能性も否めません。

また、吐き気による不安感もさらに吐き気を増強させる要因になるため自分のストレス度にも注目する必要があります。

 

腰痛と吐き気と+α

腰痛と吐き気以外に症状がある場合は内科が良いと思われます。

他の症状というのは具体的には腹痛や体の冷えなどといった症状です。

とりあえずはいつもと違うと感じたらとおぼえておくと良いと思います。

 

強い腰の痛み

歩くのがしんどいくらいの腰の痛みでは骨折の可能性が否めません。

腰の骨折は得に高齢者ではよくみかけます。

例えば重いものを持とうとした時や、くしゃみをしたときなど。けっこう簡単に折れます。

 

いつの間にか骨折という骨折という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、あれは腰の圧迫骨折と呼ばれるものです。

高齢であれば骨折は常に身近なものだと思っておいた方が良いでしょう。

 

その他

腰痛と吐き気に関連して足にしびれを出している場合は神経症状、つまり脊柱管狭窄症や神経根症などが考えられます。

妊娠も吐き気と腰痛を引き起こしますね。妊娠でなくても生理やピルの服用でも症状がでます。これは産婦人科ですね。

妊娠の場合は自覚しやすいので判断つきやすいと思います。

大動脈解離も吐き気を起こすことがあります。大抵は症状に持続的な腰痛があり発見されないこともあります。

このように腰痛と吐き気の関連があるものを上げて言ったらきりがないくらい多いかも知れません。

いつもと違うに着目するようにしたいですね。そして自己診断はさけることが重要です。

 

体験談

わたしの身近な例で言えば

吐き気+腰痛では胃潰瘍がありました。

これも本人が自覚できるのでわかりやすいですね。

胃潰瘍の場合、食後に痛みが強くなります。

十二指腸潰瘍の場合は空腹時に痛みが強くなることが多いですね。

また胃潰瘍の場合はお腹に痛みを感じるので判断しやすいです。

 

ストレスとの関連

重い疾患ばかり着目してしまいます。これは大事なことですが、そちらばかりに目を向けてしまうのも問題です。

そこで、腰痛+吐き気では最も軽度でよくみられる、ストレスと腰痛、ストレスと吐き気の関連について書いていきます。

ストレスと腰痛の関連についてはなんとなくしっているくらいの人が多いイメージです。

患者さんに伝えると驚かれることもあるので知名度は微妙なところかもしれません。

 

昨今はストレスや心理状態と腰痛の関連がかなり着目されています。

というのも今までは腰が硬くなるとか姿勢が悪くなることで腰痛になると考えられていましたが、関連が少ないことが分かってきました。

そこで現在着目されているのが心理と腰痛です。

心理状態と腰痛の関連は実は科学的根拠があります。

例えば人間関係がわるい職場では腰痛が起こりやすくなったりします。

 

腰痛とストレスは切っても切り離せません。

詳しくは過去に書いた腰痛とストレスの記事を参照ください。

ストレス
【チェックシートあり】腰痛の原因の一つはストレス【腰痛改善には必須です】 以前ストレスと肩こりの関係について書きました。今回はストレスと腰痛の関係です。 結論から言うと腰痛とストレスの関係は強いです。 この話...

そしてあたり前のことかもしれませんがストレスと吐き気は関連します。

感受性が高い人だと嘔吐してしまう方もいますね。

実際経験したことがある方も多いのではないでしょうか?

受験前、面接前、試合前などに緊張して吐き気が出る。

 

というように吐き気も腰痛もストレスに関連します。

そして最初の方に書いた方に痛み自体吐き気に繋がることもあります。

腰痛と吐き気で過度に心配しすぎる必要がないものもあると捉えておくとあまり気負いせずに済むかもしれませんね。

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