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【おしりから手足まで】腰痛に対するツボ解説【よく使われるツボ9選】


さて、私は鍼灸師の資格を持っています。

私はツボを信じてはいません。

実際ツボを知りたいという方の多くはツボを信じているというよりは腰痛に効くであろう指圧ポイントを知りたいんだと思います。

 

だから今から書く内容はツボを信じていようが信じていまいが関係ありません。

ここで解説するのはあくまで腰痛に効くと言われるところです。

完全一般向け保存版です。

 

腰痛のツボはめちゃくちゃある

腰痛に効くと言われているツボは腰にはもちろんおしりにもあります。足にもありますし、手にもあります。

無数にあるので、なかなか専門的に調べるのは難しいです。

 

腰痛に関連する腰のツボ

腰痛に関連する腰のツボって本当にいっぱいあるんです。

だからむしろツボがないところを探すほうが難しいです。

すべて紹介すると、どれだけ書いても書ききれないので鍼灸師や指圧師がよく使うものを紹介します。

腰でよく使われるツボは

脾兪、腎兪、大腸兪の3つです。

他にも使われるものは多くありますが圧倒的によく使われるのがこの3つです。

 

では一つずつ解説していきます。

 

脾兪の位置

脾兪は腰というより背中にあります。

専門的にみれば第11胸椎と呼ばれる骨の付近にありますが、そんなこといわれてもわかりませんよね(笑)

すごく大雑把にいえば骨盤の頂点の高さと肩甲骨の一番下の部分の間くらいの高さにあります。そこと筋肉が一番盛り上がっているところの交点に脾兪があります。この脾兪というツボはまわりに指標がないので場所がわかりづらいのです。

 

脾兪だけでは場所が分かりにくいですが、この後出てくる腎兪、大腸兪の場所を理解すると自動的に脾兪の場所も分かるようになります。詳しくは大腸兪のところで解説します。

 

ということで次に腎兪をみていきます

 

腎兪の位置

腎兪はこの次解説する大腸兪と先ほど書いた脾兪の中間にあります。

簡単にとらえるのであれば肋骨の一番下と骨盤の頂点の間の高さにあります。

その高さで筋肉が一番盛り上がっているところの交点に腎兪があります。

脾兪よりも使用頻度の高いツボになります。

 

むしろ腰痛で使わない人はほとんどいないのではないか(派閥にもよりますが)というくらいメジャーなものです。

ということでツボを使いたいなら覚えておくべき場所といえるでしょう。

 

大腸兪の位置

大腸兪は骨から観察するとわかりやすいところにあります。簡単にいえば骨盤(仙骨)と腰椎(腰骨)の中間にあります。

ただこの仙骨と腰椎の間を触るのが絶妙に難しいです。

腰の後ろのでっぱりの間にあると思ってもらった方が見つけやすいかも知れません。

 

さて、大腸兪の位置が分かったので脾兪にもどります。

大腸兪と脾兪の間に腎兪があると先ほど説明しました。つまり大腸兪と腎兪までの距離感と腎兪から脾兪までの距離感はほとんど同じです。

そう考えたほうが、指標が周りにない脾兪を捉えやすいと思います。

 

ツボの見つける感覚

ツボとさっきから言っていますが、ツボの見つけた感覚を聞いたことはありますか?多分イメージだと硬いものを探してしまうと思います。

しかし鍼灸師にツボを探すときに何を基準にしているか聞くとこう答えます。

 

「穴」

 

凹みをみつけることが多いのです。凹みといっても大きいものから小さいものまであるので完全に感覚の世界です。

 

ツボって東洋医学だと経穴というように昔から穴を探していたんですね。

実際押された時に、効く感じがするのは硬くなっているところよりも凹んでいるところです。

硬いところを押すと効く感じというより痛い感じに近い感覚になってしまいます。

 

さてそれを踏まえた上で今度はおしりのつぼを解説していきます。

 

おしりのツボ

おしりって人によって形が全然ちがうので見つけにくいかもしれませんが、頑張って探していきましょう!

お尻で鍼灸師がよく使うツボは秩辺(ちっぺん)と環跳(かんちょう)です。

 

秩辺の位置

 

秩辺の位置は比較的わかりやすいです。

おしりの割れ目の線がありますよね。あの線の頂点の高さに秩辺があります。

そこから手のひら分くらいその側にいったところに秩辺があります。

 

環跳の位置

環跳の位置の取り方を説明します。

環跳をみつけるには2つの骨を触る必要があります。一つは尾骨(尾てい骨)です。おしりの下にあるしっぽのような骨ですね。

もう一つは大腿骨の大転子と呼ばれる股関節のでっぱりです。

この2つを結んだ線を三等分します。そして外側1/3のところが環跳です。

すこし複雑ですが、覚えたら触りやすいポイントです。

 

次は足をみていきましょう!

 

腰痛に対する足のつぼ

足は太ももから足先までの範囲で書いていきます。

よく使われるツボは

承扶(しょうふ)、委中(いちゅう)、崑崙(こんろん)です。

 

承扶の位置

承扶は簡単にみつけることができます。

椅子に座る時に椅子に接触する骨がありますよね?坐骨という骨です。

あの真下にあるのが承扶です。

ハムストリングスという筋肉が始まるところでもあります。

 

委中の位置

委中は過敏なツボなのであまり強く押さないようにしましょう。

委中は膝裏の中央にあります。

最も触りやすいツボのひとつかもしれません。

 

崑崙の位置

崑崙(こんろん)。名前が難しいですね。

アキレス腱と足首の外側の骨のでっぱりの間にあります。

昔はもう少し下を崑崙といっていましたが、いまではここが使われることがおおいです。

 

腰痛に対する手のツボ

腰痛に対して手のツボを使う人は年々減っているように感じます。それは足のほうが腰に関連しているように捉えやすく手と腰の関連を発想するのが難しいからだとおもいます。

手で最も有名なのは

腰腿点(ようたいてん)ですね。

小指と薬指の間のライン上で手の甲にあります。

自分で使う時は足や腰よりやりやすいですね。

基本的には腰の痛い側の反対の手の腰腿点を使うことが多いです。押すとけっこう鋭い痛みを感じることがあります。

 

ツボの紹介は以上になります。

これ以外にも腰痛で使われるツボは沢山ありますが、最初に言ったように無数にあるので今回は代表的なものだけ紹介しました。

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