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足の三角靭帯(内側靱帯)の構成と触診と解剖学【画像】


足の三角靭帯の構成ってそこそこマイナーですよね。

足の外側靭帯の構成は?って聞かれたらちゃんと答えられる人は多いと思いますけど、内側靭帯の構成を言える人はそんないない様に思えます。

なので、内側の三角靭帯の構成についてまとめます。

足の三角靭帯

三角靭帯は脛舟靭帯、tibiosprint ligament、脛踵靭帯、後脛距靭帯表層線維、前脛距靭帯、後脛距靭帯深層線維の6つで構成されます。(図参照)

足の三角靭帯

6つの靭帯で構成されるといっても、全ての人が6つの靭帯を持つわけではありません。

脛舟靭帯、tibiosprint ligament、後脛距靭帯深層線維はほとんどの人に見られる靭帯で、残りの靭帯の有無にはバラツキがあります。

これらの靭帯は触診で触り分けるのは難しいです。

臨床においては、前脛距部、脛舟部、脛踵部、後脛距部と4つに分類することが多いです。

これらは付着する骨の圧痛部位からある程度損傷部が予測できます。

足の三角靭帯の触診

前述の通り6つの靭帯を触り分けることは出来ません。そして6つの靭帯がその人にあるかもわからないので、脛舟部、脛踵部、後脛距部の3つに分けて触診します。

前脛距部はほかの靭帯が被さっているため、触診での判断ができません。

三角靭帯脛舟部(けいしゅうぶ)の触診

脛舟部の触診では舟状骨にふれる必要があります。

1中足骨からなぞると確実に見つけることができます。第1中足骨を後方にいくと、内側楔状骨とのリスフラン関節裂隙があります。

その裂隙の後方が内側楔状骨です。

さらに後方にいくと、内側楔状骨と舟状骨による内側楔状骨舟状骨間関節裂隙があり、その後方が舟状骨になります。

その舟状骨に三角靭帯脛舟部が付着します。

三角靭帯脛踵部(けいしょうぶ)の触診

三角靭帯脛踵部は踵骨の触診が必要です。踵骨は足の中では大きな骨なので、靭帯のおおよその付着部は把握しておく必要があります。

具体的には舟状骨の載距突起(さいきょとっき)に付着します。

載距突起

ただし、載距突起には内側距踵靭帯やスプリング靭帯(底側踵舟靭帯)も付着するので、注意が必要です。

載距突起は舟状骨の高さにあり、距骨と隣接します。踵骨内側面を下から上になぞるように上がると当たる骨の出っ張りが載距突起になります。

三角靭帯後脛距部(こうけいきょぶ)の触診

足部内側脛骨の直下で、踵骨の載距突起上後方、舟状骨の内側面よりも上の高さに、触れる事ができます。

脛踵部よりも若干後方で靭帯が触れられるのがポイントです。

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