エビデンス

学生の腰痛は喫煙者と飲酒する人に2-3倍多い【論文】


今回参考にした論文はこちらです。

Back pain,mental health and substance use are associated in adolescents

要約すると以下のようになります。

ティーンエイジャーで喫煙や飲酒をしている子どもは背中(腰含む)の痛みを訴えるケースが多い

具体的にみていきます。

ティーンエイジャーは体の痛みが急激に増える

青年期になると骨格筋の痛み(関節や筋肉による痛み)を抱えるケースが急激に増加します。

さらにこの痛みは活動の低下や授業の欠席に繋がることがあります。

この研究では背中の痛みを抱える青年が、飲酒喫煙、うつや不安、学校の欠席と関連があるか調査しています。

どれくらい痛みのリスクがあるの?

研究対象者はそこそこ多く、約6500人です。

そのため統計としては信頼度が高いです。

結果としては、飲酒喫煙をしている青年は、していない人に比べ、週1回以上痛みを起こすリスクが2-3倍高くなります。

さらに、週1回以上痛みを感じている人は学校の欠席数が2倍多いです。

注意点

この研究は青年を対象にしている点に注意が必要で、大人で喫煙飲酒と背中の痛みにここまで影響あるかは関係ありません。

この論文では喫煙を介して炎症や痛みの過敏化を起こすと推測していますが、この研究では喫煙が直接痛みに関わっているかまでは分かりません。

またこの研究はオーストラリアでの研究のため、日本でも適応されるかは分かりません。

編集後記

最近、社会的地位の低さと腰痛の関連も分かってきました。

単純に喫煙や飲酒が腰痛に関連していると言うよりも、社会的な背景、特に心理的な影響が強いのかもしれませんね。

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