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立位姿勢の変化【症例】


これまで姿勢に関する記事を2つ書きました。

姿勢分析の必要性が現在疑われている理由【論文】これまで構造主義(痛みをみるうえで構造にばかり着目すること)に対して、批判的な記事を書いてきました。 ここでは姿勢と痛みについて批判的...
姿勢・構造分析を批判する巷ではまだまだ姿勢矯正や骨格の歪みとかへのアプローチがやられています。姿勢以外にも構造に着目したアプローチは多いです。 痛みを取るため...

そうは言っても、経験的に姿勢を変えた(かも知れない)人からすれば受け入れがたい訳です。

ヒトは論理よりも感覚を大切にするので仕方ないかも知れません。

以前紹介した、骨盤矯正推奨している人に言わせれば、

http://exe-box.com/kotsu/

姿勢が変わった写真があるので、「これがエビデンスだ!」ということのようです。

そんな背景もあって今回の症例です。

対象:

医療従事者1

(本当は一般の方が良かったです。いずれまた一般の方でもやります)

姿勢に影響する疾患の既往なし。

男性、40代です。

メソッド:

この方には、姿勢の変化に関する話はせず、

2回写真を撮ります。1回目撮ってから5分空け、もう一度撮影します」

と伝えました。

写真は側面像で、床のラインの上に外果が乗るように自然に立ってもらい撮影しました。

撮影機材はiPhone📱appは「姿勢Checker plus」を用いました。

撮影位置も固定しています。

1回目の撮影後、5分間自由に過ごしてもらい、再度撮影しました。

尚、この間、ストレッチやトレーニングなどはしていません。

結果:

1回目:首の傾き14.0°

2回目:首の傾き4.3°

10°の変化が出ました。

何もせずに10°の変化が出たとなると、施術後にみている姿勢の変化は本当に施術によるものといえるでしょうか?

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