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肉離れで歩けるようになるまで【いつから?】


一度肉離れになってしまうと歩くのも大変です。

その上競技復帰までどれくらい時間がかかるのか不安になる選手もいます。

厄介なのは一度肉離れになると癖になることです。

つまり適切なリハビリで再発予防するのが大切なのです。

肉離れで歩けるまでにかかる期間

肉離れでどれだけ損傷したかで凡そ歩けるようになるまでの期間が変わります。

最も軽いのは1度損傷と呼ばれるものです。

この場合は損傷直後から歩けることが多いです。

歩けるけれど、綺麗には歩けないです。

庇いながらゆっくりと歩くことができます。

この場合は1週間から2週間でほとんど綺麗に歩けます。

たまに違和感を残すことがありますが、歩くには支障が出ません。

1度損傷と聞くと軽度な損傷に聞こえるかもしれませんが、やっぱり再発の原因になってしまうので油断せずにしっかりリハビリが必要です。

2度損傷の場合は損傷直後はまともに歩けません。

普通に歩けるようになるまでも2週間から1か月はかかります。

2度損傷にもなると手で触れて切れたところも分かるくらいになります。

筋力も一時的に低下するのでリハビリには痛みがなくなってきたら筋トレ要素をふんだんに組み込んであげる必要があります。

案外トレーナーがついてない選手は筋トレを怠ることがあります。

筋トレした方が治るのがはやくなりますし、筋力低下も起きにくいので、筋トレは必ず入れるべきです。

3度損傷になると、普通に歩けるようになるまで1か月かかることもあります。

ここまでの損傷は頻度としては少ないですが、競技復帰にかなりの時間を要するようになるので、その間何を出来るかが大切になります。

心理的ストレスも高いので中々意識を向けにくいですが、ポジティブにみれば競技スキル以外を見直すチャンスとも言えます。

走れない?

肉離れ後に必ず避けたい症状としてテクノフォビアがあります。

テクノフォビアとは日本語で運動恐怖症と言われるもので、肉離れの恐怖、再発の恐怖から走るのが怖くなることがあります。

恐怖自体が無理なリハビリを避け、リハビリ中の再損傷を予防しているとも言えるのですが、治りきってからも恐怖が残ることがあるのです。

リハビリでしっかり運動することでテクノフォビアを防いでいきましょう。

肉離れした時のケア

メジャーどころではRICE処置がありますが注意が必要です。

RICEは、rest(安静)、ice(冷却)、compression(圧迫)、elevation(挙上)の略称で、とくにアイシングには注意が必要なのです。

まだまだよくみられるのですが、アイシングは長時間行われると治るのが遅くなります。

具体的には15分を超えるアイシングはやめた方が良いです。

損傷した部位が治る時は損傷部位を破壊して綺麗にしてから修復が始まります。

冷やすことでこの破壊が起きにくくなるため回復が遅れます。

アイシングの目的は早く治すことではありません。

アイシングの目的は鎮痛することだけです。

少なくともアイシングで分かっていることは鎮痛効果だけです。

RICEでもう一つ注意すべきは安静です。

安静と聞くとまるで動かないと思いがちですが、極力動いた方が良いです。

国によって安静の定義を日常生活は通常通り送る程度としているところもあります。

勘違いが多いのでRICER(安静)をMovement(動作)に変えていることもあります。

これをMICE処置(マイス処置)といいます。

圧迫は浮腫を拡大させないためにやりますが効果はあまりありません。

ただ圧迫していた方が痛みが少なく動けます。やれるならやった方が良いです。

挙上も浮腫を抑えるために行われます。これの効果も少ないです。

リハビリは48時間以内に始めます。

これより遅くなると回復が遅れます。

リハビリは基本は運動とストレッチです。

運動を何するかっていうのが判断難しいのでできれば医療機関やトレーナーの指示を仰いで欲しいところです。

運動療法の例を挙げると、

1度損傷の2日目だったら、膝の曲げ伸ばし運動から始めたりします。

2度損傷だとできない事があります。

だから最初の方の運動療法は筋トレ要素は少ないです。

とりあえず覚えておくべきは運動療法は早めにやった方が治るのが早いということです。

競技復帰の目安

よく痛みがなくなったら競技復帰して良いと思われていますが、それは誤りです。

痛み基準にすると損傷が治りきってなくても競技復帰してしまうのです。

エコーで確認するのが理想ですが、代替案としては筋力で判断する方法もあります。

ジムで筋トレしていたり、ジャンプ力など測定している人は分かりやすいと思います。患部の筋力が8割戻るまでは競技復帰しない方が良いです。

または、片足でフルスクワット(しゃがみきって立ち上がれる)かどうかを基準にすると良いと思います。

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