検査法

患者の嘘や誇張表現を見極めるmannkopf’s maneuver


患者はしばしば表現を誇張したり、湾曲した表現をします。
ここに悪意はないのかもしれないですし、自身の辛さを表現したがためにそうせざるを得ないことがあるかもしれません。

しかし病態把握をする上で、この誇張表現や湾曲した表現は誤った解釈を生み出しかねません。

よく見られる誇張表現としては、単純なコリ感や重怠さを痛いと表現することです。
腕のだるさや脚のだるさを痛いやしびれと表現することもあります。

場合によっては単なる疲れを神経症状と表現するケースもあります。

BPS modelによれば、これは患者の信念にも影響されているケースさえあります。

臨床においてストレッチ経験者はストレッチの身長感(不快感や痛み)を過剰表現することもあります。
一方でストレッチナイーブ(慣れてない人)はあまり伸長感を感じ取りません。

臨床におけるこれらの誇張湾曲表現を鑑別するのがmannkopf’s maneuverです。

mannkopf’s maneuver

このテストでは患者に疼痛誘発を行います。
事前に患者の脈拍を測定しておきます。
その後、疼痛誘発動作でも良いですし、圧痛でも良いです。
その患者の表現に関する疼痛誘発を起こします。

通常痛みがあれば疼痛誘発により脈拍が10%以上上昇します。

疼痛誘発直後に脈拍が10%上昇しなければ陽性となります。

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