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ガイドラインと自動車教本の共通点から学ぶ医療系ガイドラインの重要性


医療従事者が臨床においてガイドラインを参考にしないどころか、ガイドライン自体読んでいない様子はよくみかけます。

ガイドライン通りに施術する必要は常にあるわけではなく、もちろんガイドライン自体完璧なものではありません。

しかしそれはガイドラインを無視して良い理由にはなりません。

ガイドライン作成には一般的に数年の歳月をかけるため、ガイドラインの内容が最新ではありませんが、ガイドラインは作成時における最も適切であろうことが記載されています。

先日

「ガイドラインって自動車講習の教本みたいだよね」という話をして中々面白かったのでここでも紹介します。

ガイドラインと自動車講習教本の共通点

  • 共通点1

ガイドラインは医療において参考にすべき指針が載っています。

自動車講習教本には運転において参考にすべき指針が載っています。

  • 共通点2

ガイドラインを知らなくても医療系国家資格があれば施術することはできます。

教本の内容を知らなくても自動車免許があれば運転することができます。

  • 共通点3

ガイドライン通り従わなくても施術が上手くいくことはあります。

教本の内容通り従わなくても運転が上手くいくことがあります(速度制限通り運転するとむしろ渋滞が起こってしまうように)

  • 共通点4

ガイドラインは最も信頼できる情報です。

教本は最も信頼できる情報です。

  • 共通点5

ガイドラインの内容を把握している人は多くありません。

教本の内容を把握している運転手は多くありません。

この様にガイドラインを知らない医療従事者は教本の内容を知らない運転手の様なものです。

例をだすのであればたまに

車で右側通行してしまっている医療従事者も見かけます。

たまにではないかもしれません。

ガイドラインは沢山ある

日本語でガイドラインを探すと、日本で作られたガイドラインが見つかりますが英語で探すと様々な国や団体が作ったガイドラインが見つかります。

ガイドライン以外にもposition statement(見解)という形で参考にできるものもあります。

理想的には1つのガイドラインのみを参考にするよりも様々なガイドラインを読み合わせ、参考にするべきです。

これを全ての疾患に用いるのは中々大変ですが、少なくとも臨床でよく関わるようなものについては目を通しておくべきです。

ガイドラインを知らない医療従事者は、車の構造を知らない整備士のようなものです。

ガイドラインは基礎の基礎の基礎です。

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