エビデンス

大人は女の子が怪我をしてもあまり真剣に受け止めない傾向にある【論文】


今回の記事は

Featured Article: Gender Bias in Pediatric Pain Assessment

この論文を参考に書いています。

小児心理学の分野ですね。無料の論文なので興味ある方は是非読んでみて下さい!

この論文を要約するとこうなります。

性的偏見がある大人は女の子が怪我をしても大袈裟に痛みを表現していると思い込む

では詳しくみていきます。

研究方法

研究の参加者にビデオを見せました。

そのビデオをみて、ビデオに映る子供がどれだけの痛みを感じているか評価してもらいました。

ビデオはみんな同じものを見ています。

子供の名前を「サミュエル」と男っぽい名前にした場合と「サマンサ」と女っぽい名前にした場合では、ビデオを観ている人の評価は異なりました。

男の方が痛いと思われる

この研究ではサミュエルと伝えられた人たちの方がサマンサに比べ強い痛みを感じていると評価されました。

同じビデオを観ているわけにも関わらず。

性的偏見がある人

この研究に影響した性的偏見(ジェンダーバイアス)はこんなものです。

男はよりストイックで女は感情的

これは日本でもよくある根拠のない偏見ですね。

女性は感情的だから痛みを強く表現していると先入観を与え、まるで女の子は痛みをあまり感じてないと思い込みます。

性的偏見の多さ

日本に限りませんが、女って、男って、と偏見のある人をよく見かけます。

少なからずこの偏見は相手を傷つけている可能性があります。

人の経験量は統計からしたらほんとにわずかです。

その人個人の経験から生まれる性的な差は、偶然生じたものと考えた方が現実的ですね。

血液型による性格診断も似たようなものです。

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