触診

上腕骨外側上顆の触診


上腕骨外側上顆の触診についてです。

うまくサッと触診できるでしょうか?

慣れないと意外とサッとできないと思うのでコツを書いていきます。

上腕骨外側上顆の触診

さて、肘関節部にある外側上顆は上腕骨でしょうか?橈骨でしょうか?

答えは上腕骨です。

これは当たり前の話ですが、触診をする上で重要な知識です。

上腕骨外側上顆炎の影響か、外側上顆を触診する際に前腕の方(短橈側手根伸筋)から触診する様子がみられます。

しかし骨格を思い出して見てください。

前腕の方から触診しようとすると腕橈関節があるので少し紛らわしい上、長橈側手根伸筋などが覆いかぶさっているためより触知が難しくなります。

そのため上腕骨外側上顆を触診する場合は上腕骨の上方から下方にかけて触診した方が容易です。

上腕骨外側上顆の骨の出っ張りは手掌の方が触知しやすいですが、上腕骨上方から触診する場合は指先でも触診しやすいです。

具体的な触診は上腕骨の三角筋停止部の下方(上腕骨外側面)から下に指をなぞっていくと触知できます。

この時肘関節伸展位だと、上腕骨外側上顆の触診が少し難しくなるため、肘関節は屈曲位にします。

特に上腕骨外側上顆の触診は肘周囲の痛みの鑑別に必須です。

橈骨頭との見分け方

触診なれするまでは上記したように上腕骨外側上顆と橈骨頭を触り分けにくいです。

その時は前腕を回内回外運動してみるとどちらか分かります。

橈骨頭は回内回外運動で動きますが、上腕骨外側上顆は動きません。