治療法

頸肩腕症候群への運動療法cervical rotation(Sphinx position)【図解】


頸部の運動制御不全に対する運動療法です。

頚椎回旋(スフィンクスポジション)の適応

頸部の回旋運動パターンに運動制御不全(motor control dysfunction)がみられる時の運動療法です。

具体的にはcervical rotation testを行い代償性伸展がみられた場合はこの運動療法が適応となります。

頚椎神経根症では頸部の伸展ストレスが悪化させることがあるため、この代償性伸展を改善させる運動療法が適応となり得ます。

cervical rotation(Sphinx position)のやり方

患者はスフィンクス姿勢(Sphinx position)を取ります。

まず、伏臥位(prone position)になります。

腹部、骨盤下肢は床についたまま、上半身を起こします。

肘を地面につけます。

肩甲骨は胸郭から浮かないように胸郭を中間位にします。

肩の挙上は起こらないようにし、耳と肩の位置は離れるよう意識します。

yesと頷くように頸部を軽く屈曲し、noというように頸椎を左右にゆっくりと30°回旋します。

これはストレッチではないため、余裕があっても可動域制限までは回旋しません。

この回旋運動中に頸椎が伸展しないように注意します。

この運動の繰り返し動作で頚椎代償性伸展をなくし、頚椎回旋運動を修正していきます。

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