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c7とt1を触診で見分ける方法


最近触診関連のブログをよく書いていますが、初心に戻るという意味でもこの様な基本的なところもまとめていこうと思います。

(いずれは全身の触診をブログで網羅したい)

また、先日臨床10年目くらいの先生がc7関節突起の触診を誤っていたのでその辺の注意点も書いていきます。

臨床を重ねるほど基礎を見直すのが重要な気がしますね。

たまにすごい基本的なことを間違えてることもあるので笑

c7t1の違いと触り分け

th1椎体は肋骨が付着していて、c7は付着していない分、回旋可動域に差があります。

c7とth1

c6/c7 joint は大体9度くらいは回旋しますが、c7/th1 joint では3度程度(椎間板の可動域含む)です。

つまりc7th1を触り分けたい場合は棘突起に触れ、頚椎を回旋し、あまり回旋が感じられない棘突起からが胸椎となるのです。

ここまでは良いとして、これは伏臥位や座位での触診方法で問題は仰臥位での触診です。

特にc7関節突起の触診です。

仰臥位でのc7関節突起

仰臥位で頚椎の関節突起を触りながら、c4c5、と下っていって、首の最後で第1肋骨にぶつかります。

そのため、その上で触れる関節突起をc7のものだと勘違いされるケースが多いですが、よくc7の関節突起をみると、

th1の横突起の前上方にc7下関節突起がたるため、隠れて触れるのが困難なんです。

c7

とくに仰臥位では頚椎が伏臥位より伸展しやすいため、より触れられなくなります。

つまり仰臥位で触れる最下層の関節突起はc6のものです。

そしてそのc6下関節突起と同じ高さにある棘突起はc5のものである可能性が高いです。

実際臨床においてこれは頚椎がどれだけ伸展しているかで変わります。

高齢になるほど伸展しています。

因みに回旋で見分ける手段は仰臥位でもできます。

一番簡単なのは座位か立位です。

伏臥位の場合は伸筋群の緊張が回旋する時に起こるため少し難しくなります。

仰臥位では頚椎が伸展しやすく、棘突起が密集するためより難しくなります。

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