治療法

バランスボールをつかった瞬間的な筋収縮パターンのファンクショナルトレーニング【腰痛に対する運動療法】


このエクササイズでは、瞬間的な腰部を中心とした筋収縮のリ・アビリティ(re-ability)を目的とします。

瞬間的な腰のアビリティエクササイズ

患者と術者は2-3mの距離を取り、対面します。

患者は自然な立位姿勢になります。

術者はバランスボールを患者に対して転がし、患者はバランスボールが近づいてきたら重心を軽く落とし(クォータースクワットの様に)ボールを手で押し返します。

急性腰痛のリアビリティトレーニングとして用いる場合はボールの転がすスピードに注意して下さい。

このエクササイズの前には脊柱を中立位に保持したクォータースクワットを練習することで、より安定したエクササイズを行うことが出来ます。

反対にいえば、脊柱中立位でのクォータースクワットができない場合は腰に痛みを誘発しやすくなるリスクがあります。

このエクササイズでは瞬間的な安定化の要素を含んでいるため、患者はボールが転がってくる前にクォータースクワットポジションで待ち構えるべきではありません。

ボールが転がってきたのに反応して、姿勢をつくり、ボールを跳ね返します。

ボールを跳ね返す瞬間に腰部を含めた、瞬間的な筋収縮が起こります。

急性腰痛は運動恐怖症(キネシオフォビア)を後遺症として残すリスクがあり、キネシオフォビアでは運動制限とそれに伴った機能障害がうまれます。

このエクササイズはその予防としての意義ももちます。

RELATED POST